2008年12月 の記事一覧
いとも簡単に無線LANのパスワード見破りに成功
ちまたには無線LANの電波が入り乱れています。
特に家電量販店に足を踏み入れてみると、電波天国です。
よくもこんなにたくさんの電波が飛んでいて混線しないもんだと感心しますが、
混線しないのは、それぞれの電波には周波数があるため、混線はしません。
そして、それぞれに「SSID」とそのパスワードが設定されているため、簡単に無線LANをただ乗りすることはできないようになっています。
さて、先日、ちょっくら出かけた某家電量販店にMacBookAirが並んでいたので、いろいろさわってみました。
MacBookAirですから、もちろんインターネットはAirMac経由です。
その時、ちょっと出来心が。
そのMacBookAirが、どの電波の乗っかっているのか調べてみたくなったのです。
というか、たいてい、陳列されているPCなどは、客に勝手に設定を変えられないようにされているので、僕が調べたところで何もわからないだろうと、ダメ元で触ってみました。
まずは、Dockを見ましたが、「システム環境設定」のアイコンはなし。
そこで、メインのハードディスクから、「アプリケーション」フォルダを探す。
そして、「システム環境設定」を発見。

「ネットワーク」をクリック。

(※画像は店頭のMacBookAirではなく、自分のMacBookで再現したのものです。ネットワークも自宅で使っているFONのものです。以下に使用している画像も同様です。)
この段階で見ることができるのは「ネットワーク名(SSID)」。
ほうほう、と思いつつ、さらに出来心。
パスワードは調べられないかな・・・。
そこで、「まさか、それは見れないだろう。」と思いつつも、「詳細」をクリック。
あ、出た。

矢印のペンマークをクリックすると、

自分のMacBookはすでにパスワードが入力された状態です。
そして、店頭のMacBookAirも画像のようにパスワードが「・」で入力されていました。
そして、矢印の部分「パスワードを表示」にチェックをすると、

陳列されているMacBookAirでも、パスワードが表示されてしまいました・・・・。
1分もかからずにパスワード見破り!!
これは、まずいですよね・・・。
もちろん、勝手に電波を使用することは違法です。
でも、素人がこんなにも簡単にパスワードを見破れる状態にしているこの店。
よくないですね。
このようにMacにしても最近のPCにしても、
使う人のことを考えて、簡単に設定できるよう常に進化し続けています。
しかし、簡単に使えるが故に、パスワードを簡単に除かれるようなリスクも生じます。
不特定多数の人間が使うパソコンには、それなりに安全対策が必要ですね。
ちなみに、Macの場合は、以下のような対策が可能です。
まず、「システム環境設定」の「セキュリティ」をクリック。

矢印部分の「システム環境設定の各パネルをロック解除するときにパスワードを要求」にチェックを入れます。
その状態で「ネットワーク」をクリックすると、下の画像のような状態。

左下の南京錠がロックされています。
南京錠を解除するにはパスワードが必要です。
このパスワードは、素人ではさすがに調べようがありません。
パスワードを入力せずに「詳細」をクリックしてもこのようにグレーになっているので、編集は不可能です。

ちなみに、セキュリティの設定にも1分かかりませんでしたよ。
特に家電量販店に足を踏み入れてみると、電波天国です。
よくもこんなにたくさんの電波が飛んでいて混線しないもんだと感心しますが、
混線しないのは、それぞれの電波には周波数があるため、混線はしません。
そして、それぞれに「SSID」とそのパスワードが設定されているため、簡単に無線LANをただ乗りすることはできないようになっています。
さて、先日、ちょっくら出かけた某家電量販店にMacBookAirが並んでいたので、いろいろさわってみました。
MacBookAirですから、もちろんインターネットはAirMac経由です。
その時、ちょっと出来心が。
そのMacBookAirが、どの電波の乗っかっているのか調べてみたくなったのです。
というか、たいてい、陳列されているPCなどは、客に勝手に設定を変えられないようにされているので、僕が調べたところで何もわからないだろうと、ダメ元で触ってみました。
まずは、Dockを見ましたが、「システム環境設定」のアイコンはなし。
そこで、メインのハードディスクから、「アプリケーション」フォルダを探す。
そして、「システム環境設定」を発見。

「ネットワーク」をクリック。

(※画像は店頭のMacBookAirではなく、自分のMacBookで再現したのものです。ネットワークも自宅で使っているFONのものです。以下に使用している画像も同様です。)
この段階で見ることができるのは「ネットワーク名(SSID)」。
ほうほう、と思いつつ、さらに出来心。
パスワードは調べられないかな・・・。
そこで、「まさか、それは見れないだろう。」と思いつつも、「詳細」をクリック。
あ、出た。

矢印のペンマークをクリックすると、

自分のMacBookはすでにパスワードが入力された状態です。
そして、店頭のMacBookAirも画像のようにパスワードが「・」で入力されていました。
そして、矢印の部分「パスワードを表示」にチェックをすると、

陳列されているMacBookAirでも、パスワードが表示されてしまいました・・・・。
1分もかからずにパスワード見破り!!
これは、まずいですよね・・・。
もちろん、勝手に電波を使用することは違法です。
でも、素人がこんなにも簡単にパスワードを見破れる状態にしているこの店。
よくないですね。
このようにMacにしても最近のPCにしても、
使う人のことを考えて、簡単に設定できるよう常に進化し続けています。
しかし、簡単に使えるが故に、パスワードを簡単に除かれるようなリスクも生じます。
不特定多数の人間が使うパソコンには、それなりに安全対策が必要ですね。
ちなみに、Macの場合は、以下のような対策が可能です。
まず、「システム環境設定」の「セキュリティ」をクリック。

矢印部分の「システム環境設定の各パネルをロック解除するときにパスワードを要求」にチェックを入れます。
その状態で「ネットワーク」をクリックすると、下の画像のような状態。

左下の南京錠がロックされています。
南京錠を解除するにはパスワードが必要です。
このパスワードは、素人ではさすがに調べようがありません。
パスワードを入力せずに「詳細」をクリックしてもこのようにグレーになっているので、編集は不可能です。

ちなみに、セキュリティの設定にも1分かかりませんでしたよ。
Windows 7のデスクトップ
Windows VistaがいまいちなMicrosoftさんは、後継のWindows 7を開発中とか。
すでにいくつもの画像がいろいろなサイトで紹介されているので、ご覧になった方も多いかと思います。
私もいろいろ見ました。
でも、気になることが一つ。
それが下の写真。(クリックで大きくなります。)

画面一番下のタスクバー。
アイコンだけが並んでいます。
アイコンだけが並ぶ・・・・・。
何か、どこかで、見た気が・・・・・。
あ、ありました。

Dockです。
Windows Vistaまでのタスクバーは起動しているアプリケーションが表示されるものでしたが、Windows 7からは「クイック起動バー」も統合されるため、まさに「ランチャー」としてのDockと同じ使い方になりそうです。
(この新しいタスクバーについての詳しい説明はこちらをどうぞ。)
では、このタスクバーがOSXのパクリかと言うと、そうとも言えない気がします。
OSXのDockも、Windows7のタスクバーも、アイコンをクリックすることでアプリケーションを切り替えることができます。
このような使い方は同じですが、
Windows7のタスクバーでは、アイコンの上にマウスを置くと、そのアプリケーションのサムネイルが表示されるようです。
さらに、一つのアプリケーションで複数のウィンドウを開いている場合は、1つのアイコンに集約され、そのアイコンの上にマウスを置くと、サムネイルが表示されるそうです。

OSXの場合は、最小化したウィンドウが右下にサムネイル付で表示されますが、一つのアイコンに集約されません。

(上の画像は、Excelのファイルを2つ開き最小化した状態)
集約されるのが便利かどうかは別として、Dockとタスクバーの違いがここにも現れています。
以前、「WindowsのデザインがMacの真似をしているのではないか。」
という趣旨の話題をよく見ました。
私も、そんな気がしていた人間の1人です。
それが真実かどうかはわかりません。
でも、最近思うことは、
「使いやすいGUIを追求していけば、行き着くところは、同じようなものになるのは仕方ないんじゃないか。」ということ。
でも、やっぱりAppleには、独創的で、先進的なデザインを求めてしまいます。
むしろ、そういう企業であってほしいと願います。
すでにいくつもの画像がいろいろなサイトで紹介されているので、ご覧になった方も多いかと思います。
私もいろいろ見ました。
でも、気になることが一つ。
それが下の写真。(クリックで大きくなります。)

画面一番下のタスクバー。
アイコンだけが並んでいます。
アイコンだけが並ぶ・・・・・。
何か、どこかで、見た気が・・・・・。
あ、ありました。

Dockです。
Windows Vistaまでのタスクバーは起動しているアプリケーションが表示されるものでしたが、Windows 7からは「クイック起動バー」も統合されるため、まさに「ランチャー」としてのDockと同じ使い方になりそうです。
(この新しいタスクバーについての詳しい説明はこちらをどうぞ。)
では、このタスクバーがOSXのパクリかと言うと、そうとも言えない気がします。
OSXのDockも、Windows7のタスクバーも、アイコンをクリックすることでアプリケーションを切り替えることができます。
このような使い方は同じですが、
Windows7のタスクバーでは、アイコンの上にマウスを置くと、そのアプリケーションのサムネイルが表示されるようです。
さらに、一つのアプリケーションで複数のウィンドウを開いている場合は、1つのアイコンに集約され、そのアイコンの上にマウスを置くと、サムネイルが表示されるそうです。

OSXの場合は、最小化したウィンドウが右下にサムネイル付で表示されますが、一つのアイコンに集約されません。

(上の画像は、Excelのファイルを2つ開き最小化した状態)
集約されるのが便利かどうかは別として、Dockとタスクバーの違いがここにも現れています。
以前、「WindowsのデザインがMacの真似をしているのではないか。」
という趣旨の話題をよく見ました。
私も、そんな気がしていた人間の1人です。
それが真実かどうかはわかりません。
でも、最近思うことは、
「使いやすいGUIを追求していけば、行き着くところは、同じようなものになるのは仕方ないんじゃないか。」ということ。
でも、やっぱりAppleには、独創的で、先進的なデザインを求めてしまいます。
むしろ、そういう企業であってほしいと願います。