2009年01月 の記事一覧
エラーレポートを送信してみた
最近、というか、以前からMicrosoft Word 2008の調子が悪いです。
いつも決まって、次のような操作をすると固まります。
「挿入」→「図」→「オートシェイプ」
「ツールパレット」から挿入したい形を選択すれば、正常に動くのですが、
メニューバーから操作すると、毎回フリーズです。
そのたびに、このようなウィンドウが出ます。
いつもなら素通りですが、試しにレポートを出してみました。
「レポート」をクリックすると、こんなウィンドウが出てきます。
きっと、「どんな操作をして固まってしまったのか教えてください。」ということなんでしょう。
今回はこんな風に書いてみました。
「問題の詳細」はこんなウィンドウ。
何が書いてあるのかはわかりませんが、
「Event:hang」という記述から想像して、
「なんかやっているうちにハングアップしちまったぜ!」というようなことを、コンピュータの専門家にはわかりやすい形で書いてあるんだと思います。
そして、システムの構成はこんなウィンドウ。
これもまた、わけのわからぬことをたくさん書いてありますが、
CPUやらメモリに関することが書いてあるようなので、
きっと「おいらの体の中(システムの様子)はこんな感じだぜ!」なんてことを書いているのでしょう。
そんなこんなで、「アップルに送信」をクリック。
ここでちょっと不思議に思ったのは、Microsoftのアプリケーションがエラーを起こしたのにもかかわらず、報告先はAppleなんですね。
確かに思い起こせば、Windowsでもアプリケーションがフリーズした時は、
「ご迷惑をおかけします。」の言葉とともに、「レポートを送信しますか?」というようなウィンドウが表示されますよね。
OSを作っている会社って大変ですね。無数に存在するアプリケーションのエラーの状況を調べ、それに対応しようと努力しているのですから。(実際に努力しているのかどうかはわかりませんが、きっと努力してくれているのだと信じています。)
もちろん、OSの仕様に合わせてソフト開発するのですから、アプリケーションを作った会社もエラーについて分析する必要はあると思います。
(実際に分析してくれているのだと思います。)
ExcelファイルをBento2に取り込む
Bento2を使ってみて、1回目のレポートを書きます。
今回は「Excelで作成したファイルをBento2に取り込んで、データベースをつくる。」という流れについて。
なぜ、いきなり外部ファイルを取り込む作業をしたかについて記述します。
以前のエントリーに記載しましたが、私は小学校の教員をしています。
おそらく多くの学校の先生は自分のクラスの児童生徒の名簿などをExcelでつくることが多く、(もちろん、Wordやワープロ、手書きという先生もいらっしゃいますが・・・)実際に私も学級事務処理の多くをExcelで行っています。
つまり、Bento2でライブラリを一から作るよりも、既存のExcelファイルを読み込んだ方が早いと考えたからです。
ということで、Excelファイルの読み込みについて検証してみます。
まず、はじめに用意したのは以下のようなExcelのファイル。
Excel2007(Macなら2008)を使用している同僚が周りにはいなく、ほとんど拡張子がxlsのファイルを扱うことが多いので、今回のファイル名は「児童名簿.xls」としました。
ちなみに項目は、
児童氏名、性別、生年月日、〒、住所、電話
保護者1氏名、保護者1携帯、保護者1メールアドレス、保護者1勤務先名、保護者1勤務先電話、
保護者2氏名、保護者2携帯、保護者2メールアドレス、保護者2勤務先名、保護者2勤務先電話、
緊急時連絡先名1、緊急時連絡先1電話、緊急時連絡先名2、緊急時連絡先2電話
の20項目。
※ブログに掲載することも考え、今回は架空の人物、住所、電話番号を使用しています。
まず、ExcelのファイルをFinderから直接ドロップ。
すると、このようなウィンドウが表示されます。
Excelのセルに入力された「レコード」とBento2の「フィールド」を対応させるための設定です。
フィールドタイプは以下の通り。
「児童氏名」→「テキスト」
「電話番号」→「電話番号」
というように対応させていけばよいのですが、ここで困ったことが。
郵便番号はよいのですが、住所が、「国」「都道府県」「市町村区」「番地」に分かれているのです。
OSXのアドレスブックで住所を入力する際も同じように分かれているので、これは、Bento2がOSXの仕様に合わせているのでしょう。
しかし、OSXの仕様に合わせているから仕方ない。というわけにはいきません。
郵便番号を「郵便番号」というフィールドに割り当てることもできても、
Excelの「住所」レコードをBento2の「アドレス」フィールドに合わせることができません。
なぜなら、Excelの住所のセルには、都道府県から番地まですべて入力してしまっているためです。
今回は仕方ないので、「都道府県」に割り当ててみました。
結果は以下のようになります。
「都道府県」を表すフィールドにすべての住所が書かれてしまいます。
仕方ないので、次はExcelの「住所」レコードをBento2では「テキスト」にしました。
すると、こうなります。
郵便番号だけが「アドレス」フィールドになっていますが、それ以外の住所はただのテキストデータとして認識されてしまいました。
ウィンドウ左下のフィールドパネルを見る限りでは、郵便番号、国、都道府県などはロックされていて編集できないみたいです。(南京錠のようなアイコンがありますね。)
さて、話は戻り、フィールドの割り当てが終わったら、「読み込む」というボタンをクリックします。
すると、Bento2に新たなライブラリが作成されます。
しかし、読み込んだフィールドは縦に並んだだけの状態なので、自分が使いやすいようにレイアウトを変えます。
完成したのが以下の画像。(クリックで拡大)
レイアウトを変える作業はマウスだけで行えるので、とても簡単でした。
Excelからの読み込みは以上のような流れで行われます。
作業を通じて感じたこと
1.レコード(フィールド)の種類を手動で設定しなければいけないことと、レイアウトを除いては自動で行われ、操作は簡単。
2.アドレス(住所)は国、都道府県などが分割されている。そのため、Excelで住所を入力する際は、あらかじめ都道府県、市町村区、番地を分けて入力しなければならない。もしくは、「アドレス」のフィールドを用いないで、「テキスト」として認識させる。
ただ、現実的に考えて、Excelで住所録を作る際に、都道府県、市町村区、番地などを分けて入力する人はあまりいないと思います。
まとめ
Excelの住所のデータをBento2で「住所」のデータとして認識させることは難しい。
次期バージョンでは改善されることを望みます。
Bento2に何を詰めようか
「Bento2」のモニターになってみませんか?という趣旨のメールをいただきました。

「誰でも簡単に使えるデータベースソフト」としてのBento2を実際に使ってみて、感想を聞いてみたいというところのようです。
私はこれまでMicrosoft Accessに代表されるようなデータベース用のソフトを使ったことがありません。
はっきり言って無縁のソフトです。(と思っていました。)
ですが、仕事(小学校の教員をやっています。)では児童生徒の個人情報や成績などの情報を管理することはよくあります。
私はExcelで管理していましたが、Bento2でもっと簡単に児童生徒の情報管理ができるなら、と思い、モニターに応募してみました。
そして、先日、「モニターに当選した」との知らせが。
バンザーイ(^_^)v
さっそくインストール。
そして起動。
するとこんな画面が。

一番上の、「Bentoについての詳細」「WebサイトにあるBentoの使用方法に関するビデオチュートリアルをご覧ください。」の意味は理解できましたが、
そこから下の部分は?と感じるところがたくさん。
「レコードの追加」?
「フィールドの追加」?
「フォームの作成」?
「フォームのライブラリの作成」?
「ライブラリリストのデータを使って作業」?
早速壁にぶつかりました・・・。
「誰でも簡単に使えるデータベースソフト」とうたっているにも関わらず、
いきなり専門用語の嵐。
まずはWebサイトで勉強から始めます(笑)
◎「Bento2体験モニター」プロジェクト(Mac Fan.jp)